小坂ひすいの滝
ひすいの滝

富士山と駿河湾の大パノラマ

本地域は、駿河湾に面し背後を山に囲まれた、非常に温暖な地域です。町内を流れる小坂川沿いは、菜の花や河津桜が咲き、上流にある「ひすいの滝」は涼感スポットとなっています。滝から登山道を上った先の満観峰の頂上には富士山や駿河湾の大パノラマが広がっています。また、安養寺には徳川家康お手植みかんの記念樹があり、歴史を後世に伝えています。


農業体験学習
農業体験学習

体験活動を通じた地域住民の交流

ふじのくに美農里プロジェクト「小坂保全会」を中心に、そばの収穫やそば打ち体験を行い、地域住民の交流を図っています。また、JAと共同して小学生と田植え、稲刈り、餅つき体験なども行い、農業体験学習の一役を担っています。また、本地域はJA主催のウォークラリーのコースとなっており、風景を楽しむほか、地場産品を販売する等おもてなしをし、地域外の参加者と交流を図っています。


ドライフルーツ
ドライフルーツ

地域の農産物を活用した特産品の開発

小坂地域では温暖な気候を生かした果物(みかん、いちじく、ぶどう、もも、いちご、デコポン等)が盛んです。これら特産品を使い、「小坂ドライフード工房」がドライフルーツを加工販売しています。(購入したい場合は「JA静岡市ブランドショップじまん館」もしくは「長田じまん市」)また、JA小坂支店を会場として、女性朝市グループが、月に一度の朝市を開催しています。

種まき
種まき

遊休農地を花畑に

本地域は、総面積約16haの圃場整備が行われた地域ですが、約2.2haの畑が長年にわたり遊休農地となっていました。そこで地元NPOが主体となり、平成29年度より、遊休農地を花畑に再生する取組が開始されました。地元耕作組合とNPO法人ハピネス湖西により組織される前向会を中心に、市民ボランティアや地元幼稚園児も花畑の整備や種まきに参加し、良好な景観が保たれています。


花畑
花畑

日本一前向きな花畑を目指して

前向公園周辺に前向花畑があり、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが見頃で、それぞれの花まつりが行われます。また、「花畑のオーナー権」がふるさと納税の返礼品として登録されています。前向という地名もPRポイントで「日本一前向な花畑」を目指しています。

小瀬戸城趾
小瀬戸城趾

地域一体の保全活動

本地域には、小瀬戸城や小瀬戸神社等の歴史的資源が多数存在し、地域が一体となって保全活動を行っています。地元のお母さんたちで構成される「小瀬戸花いっぱいの会」は、地域内の花壇の設置、整備を行い景観形成に取り組んでいます。


子ども達が自然と触れ合える場
子ども達が自然と触れ合える場

子ども達が自然と触れ合える場

平成29年度に発足した「小瀬戸の文化と歴史を未来につなぐ会」では、地区の歴史的資源の保全活動や普及活動を行っています。同会では、石切場の周辺にサクラを植樹する活動や、耕作放棄地を子どもとのコミュニティーガーデンとして活用することで、子どもたちが自然と触れ合える場を設けています。


ランチ
ランチ

地域資源を活用したイベント開催

地域を代表するお茶農家である丸高農園は、自園自製自販まで行っており、「日本茶大賞特別賞」を受賞するなど高い評価を受けています。また、地域内を散策し、地域の食材をふんだんに使ったランチを食べるツアーを開催するなど、地域資源を活用したイベントも行っています。


茶園と富士山
茶園と富士山

広大な茶園と富士山

広大な茶園と富士山の眺望を有する本地域は、富士市の北部に位置し、良質な茶を産出する緑豊かな自然環境に恵まれています。2ha以上に及ぶ茶畑は、茶農家を含む地元住民により組織された「大淵二丁目ささば景観保存会」が主体となり、茶畑の整備に取り組み、美しい景観が保全されています。景観保存会では、地域振興活動にも力を入れており、地域住民や来訪者による賑わいを創出し、国内外への魅力発信を行っています。


インバウンドツアー
インバウンドツアー

イベント開催で国内外に魅力をPR

毎年5月に開催される「おおぶちお茶まつり」には、多くの来訪者があり、茶葉の天ぷらや新茶を振舞っています。近年では国内来訪者の他、インバウンド客の受入れを積極的に行い、ボランティアガイドを通じて、富士山や茶園、日本文化のPRを行っています。


オリジナル商品の茶

オリジナル商品の開発

本地域では、「大淵二丁目ささば景観保存会」で保全した茶園より、無農薬〝やぶきた″の老木が溶岩のミネラルを吸うことによる透明感が特徴の茶、紅茶を生産しています。当茶は、売り上げの一部を保存会の活動費とするプロジェクトで生まれました。雑味を消すために仕立て熱を入れ磨きをかけたこだわりの商品です。


日坂の街並み
日坂の街並み

宿場町の歴史と文化を継承

本地域は、江戸時代には東海道五十三次の25番目の宿場町として多くの人々が行き交い、文化も栄えた歴史ある町です。宿通りには、江戸時代から残る旅龍や商家が、中山峠には茶屋が往時のままの佇まいで現存しており、事任八幡宮や久遠寺といった由緒ある神社や古刹とともに、地域住民の有志によって歴史と文化が継承されています。


日坂宿駕籠駅伝大会
日坂宿駕籠駅伝大会

秋を告げる「日坂まつり」

遠州に秋を告げる日坂まつり「事任八幡宮例大祭」は、遠州で横須賀に次いで歴史にあるまつりで、朝顔形屋台が宿通りをにぎやかに練り歩き、地域全体が老若男女問わず祝う伝統的な一大行事です。日坂まちづくり協議会では、おまつり広場を2017年より開催しており、屋台のない地区でも参加できるイベントとなっております。
また、毎年3月末に開催される「東海道日坂駕籠駅伝大会」は、大人から子供まで参加する恒例行事であり、地区外からの参加も募り、日坂の宿場町文化を発信しています。


新茶ウォーク
新茶ウォーク

日坂茶を活用した地域活性化

地区内の5箇所の茶業協同組合と3茶商が共同で地域のブランドである日坂茶を商品化し、県外での営業販促も実施しています。また、地域の資源である茶畑の広がる風景や日坂宿の街並みを活かし、お茶畑散歩ラリーや新茶ウォークを開催し、日坂地区だけでなく、隣接する東山地区や倉真地区も含めた地域全体の活性化につなげています。

ヒマワリ畑
花畑

地域を彩る花々

本地域は、担い手農家が少なく耕作放棄地が増えつつある現状であるが、その耕作放棄地を活用して、花や野菜、穀類、果樹等の植栽活動を行い、地域の環境保全に取り組んでいます。自治会長経験者や農業者、有志を中心に、植栽活動には非常に力を入れて取り組んでおり、活動回数は年間80回以上に上ります。


オリーブ摘み体験
オリーブ摘み体験

収穫物を活用した食育講座の開催

植栽活動による収穫物を活用して毎年開催される食育講座では、地元小学校や地域住民と一緒に、野菜や穀類の種まきや収穫体験、そば打ちやオリーブの塩漬け・油絞り、紅花やラベンダー、オリーブによる草木染等、アイデア豊富な手作りの企画により様々な体験ができ、地域内・世代間の交流を深めています。


軽トラ市
軽トラ市

イベントの開催で地域活性化

植栽活動による収穫物は、地元磐田駅前のジュビロードで年4回開催される軽トラ市に出品しています。また、地元の夏祭で収穫した小麦でうどんを作って来場者に振舞うほか、ピザ祭りやオリーブ祭りを開催しています。誰でも参加できるイベントを数多く開催することにより、活動のPRと地域活性化につなげています。


赤水の滝ライトアップ
赤水の滝ライトアップ

梅ヶ島の豊富な水資源

本地域は、日本の滝100選にも選ばれた「安倍の大滝」や「赤水の滝」等多くの滝があり、地下から湧き出る源泉が織りなす梅ヶ島温泉郷は、環境省より「国民保養温泉地」に指定される等、地域資源が豊富です。また、梅ヶ島沿いに梅やもみじの木を植える「梅の里づくり」を行い、景観づくりに取り組んでいます。


桜まつり
桜まつり

一年を通じた行事の開催

梅ヶ島では、「梅まつり」や「桜まつり」、「ふるさと祭り」、「紅葉まつり」、「新緑まつり」等、一年を通じて行事を開催し、地域が一体となって地域外から人を呼び込んでいます。50歳以下の住民が主となって活動している「夢実梅会(ゆめみまいかい)」は、山梨県身延町との交流を開始し、平成28年度には両者で協定を結びました。梅まつりでは、身延町との合戦鍋が振舞われます。


チャイシロップ
チャイシロップ

地域の農産物を活用した特産品の開発

本地域の主要な農産物であるお茶を活用した梅ヶ島紅茶や梅ヶ島チャイ、チャイシロップ、ピクルス等の加工商品を開発し、販売を行っています。また、黄金の湯や魚魚の里等の観光施設や、大谷崩・安倍の大滝、日影沢金山等の観光資源、自然景観を生かしたキャンプ場が豊富なことから、都市部から多くの観光客が足を運んでいます。

花畑とリアルなカカシ
花畑とリアルなカカシ

松崎町を代表する憩いの場

本地域は、二級河川那賀川の堤防沿いの桜並木付近にある水田地域です。農閑期では、田んぼを観光に役立てようと花畑イベント「田んぼを使った花畑」が開催されます。時期になると桜と花畑の花が一斉に開花し、春のムードを楽しもうと多くの観光客が訪れ、松崎町を代表する憩いの場になります。花畑は、3月から5月にかけてアフリカキンセンカやヤグルマソウなど6種類の花が咲き、さらに本物そっくりなリアルカカシに出会うことができます。


クラウドファンディングで花畑をつくるために「種をまく人プロジェクト」を実施しました
クラウドファンディングで花畑をつくるために「種をまく人プロジェクト」を実施しました

クラウドファンディングに挑戦

地域を代表するイベント「田んぼをつかった花畑」はこれまで松崎町の協力の下で開催されてきましたが、2019年からは「松崎花畑実行委員会(地元有志団体)」が引き継ぐことになりました。こうした中、花畑の種代を集めることから始めようとクラウドファンディングに挑戦し、事業所・個人からの協力金を募った結果、目標額180万円を達成しました。花畑では、5月1日から5日までの間、無料で花摘みができます。みなさんも花畑が継続できるよう、臨時駐車場にて花畑協力金の御協力をお願いします。


桜田より道売店
桜田より道売店

桜田より道売店

花畑に行く途中の県道15号沿いに農産物販売所「桜田より道売店」があります。売店には、地元の人たちが持ち寄った新鮮な農産物、果物、加工品がずらりと並んでいます。「松崎に行くと必ず立ち寄ります」というリピーター客も多く、地域の味を求めた人たちで賑わっています。

ほ場に映るダイヤモンド富士
ほ場に映るダイヤモンド富士

豊かな地域資源

本地域は、霊峰富士と1000haもの森林がもたらす豊富な湧水群に恵まれ、ワサビや全国トップクラスの品質を誇る養鱒、献上米等の特色ある産業の源となっています。特に、地域のシンボルである陣馬の滝や小田貫湿原等の魅力ある資源は、癒しを求める人々を惹きつけています。また、地域にあるほ場整備された水田は、ダイヤモンド富士が水面に映るとあってシャッターチャンスを求めるカメラマンが多く訪れます。


フローラ・ディ・マーレ総料理長の出張講座
フローラ・ディ・マーレ総料理長の出張講座

首都圏の飲食店も地域の資源を応援

本地域は、ワサビや鱒、林産物や農産物、ジビエ、エディブルフラワーなど地場食材に恵まれています。平成30年6月から一休.comレストランアワード2017口コミランキング1位となった東京都内の人気店「フローラ・ディ・マーレ」と連携し、首都圏において本地域の食材を活かした料理の提供が始まりました。本取組は、平成30年11月に一社一村しずおか運動にも認定されました。


インバウンド用農山村体験ツアーの開発
インバウンド用農山村体験ツアーの開発

地域資源を活かした都市農村交流

本地域では、豊かな自然や豊富な食材等、恵まれた環境を活かし、外国人訪日客の受け入れや、空き家を活用した定住者の受け入れを積極的に行っています。平成25年度からは、地域資源を活かした体験モニターツアーを実施しており、県内外から都市住民を受け入れるなどツアー商品として売り出すための戦略的な取組を行ってきました。また、地域のブランド化としてブランドスローガン「五感deヒーリングいのかしら」を掲げ、富士山を借景とした農村暮らし風景、湧水群やおもてなし料理のPRに力を入れています。


夢のかけ橋

風光明媚な天竜の自然

本地域は、四方を天竜美林が囲み、茶畑が山肌を覆う自然豊かな地域です。地域の観光スポットである船明ダム湖にかかる「夢のかけ橋」からは、悠々と流れる天竜川と緑深い山々を見ることができ、夏はレジャースポットとして、秋は紅葉スポットとして多くの観光客が訪れます。


地場産品販売
小麦まんじゅう
花桃御膳

道の駅「花桃の里」

道の駅「花桃の里」は、全国にある秋葉神社の起源となった神社「秋葉山本宮秋葉神社」の玄関口にあり、多くの観光客が訪れます。特に、天竜の景色を見ながら食べる「花桃の里」自慢の手作り饅頭やランチ、無料でふるまわれる天竜茶が大変人気で、お食事・休憩の拠点施設として利用されています。また、天竜茶や天竜美林を使った木工品、季節によって販売される山菜などの地場産品販売コーナーもあります。


花桃まつり

花の香り漂う「花桃の里」

本地域では、2haの農地に花桃の苗が植栽されており、毎年3月ごろになると「花桃まつり」が開催されます。時期になると500本以上の花桃が一気に桃色に色づき、花桃の里周辺が薄いピンクに色づきます。花桃で染め上げられる華やかな風景を楽しもうと、多くの方々がこの地域を訪れ、賑わいます。

東京農業大学生との古民家再生作業風景

学生たちと取り組む地域の活性化と賑わいづくり

本地区は、島田市の北東部に位置する山村地域で、豊かな自然に恵まれています。清流伊久美川は、川遊びや鮎釣りなどを楽しむ人々にも愛され、多くの釣り人で賑わいます。特認校制度を取り入れた伊久美小学校や、市内の小学生を対象として行うサタデーオープンスクール、東京農業大学の学生と企画運営するお祭りやイベント、古民家再生にも地域が一丸となって取り組み、活性化と賑わいづくりを進めています。


やまゆり膳

農家のお母さんが作る「ふるさとの味」

本地域は、人口減少が進む中にあっても、川釣り客や農産物加工体験施設が整備されたことにより、年間約4万人が訪れます。1999年に整備された農産物加工体験施設「やまゆり」では、煮豆や田舎こんにゃく、味噌やお菓子など農家のお母さんが作る「ふるさとの味」が販売されています。また、予約でしか食べられない「やまゆり膳」をはじめ、つゆがなくても「香りと甘み」で味を楽しめるお蕎麦が大変人気なメニューとなっています。


蕎麦打ち体験

食体験を受付しています

農産物加工体験施設「やまゆり」では、そば打ち体験を受付しています。石臼で引いたそば粉を「こねて」「のばして」「切って」「茹でて」「洗って」「盛り付けて」「食べる」までを体験できます(要予約)。その他にも道具や食材などの用意が不要なバーベキューを受け付けており、農山村風景を見ながら味わうことができるため、大変人気です(要予約)。

川遊び・渓流釣り
ひまわり祭り

豊かな自然

玉川地区は、静岡市の北部、安倍川支流域に位置し、お茶や林業で栄えた地域です。地域内を流れる中河内川は、キャンプ、バーベキュー、川遊びや渓流釣りスポットとしても人気です。
毎年6月になると、地区にある長光寺で、多品種の山あじさいが咲く「長光寺の山あじさい祭り」が開催されます。さらに、8月になると5万本のひまわりが咲く「ひまわり祭り」が開催され、多くの見物客で賑わいます。


多面的機能支払組織による農地の保全活動

企業と連携しながら地域一丸で守る環境

本地区では、豊かな自然を保全して住みよい地域を作りたいと考え、多面的機能支払組織を中心に地域住民と協力しながら農業用施設の清掃や耕作放棄地の解消、ひまわりの種まきなどに取り組んでいます。また、一社一村しずおか運動で㈱季咲亭と連携し、地域農産物を活用した特産品の開発なども行っています。


農業体験(田植え)

農業体験の受け入れ

本地域は、小山町の稲作中心地である北郷地区に位置し、富士山からの湧水が豊富に流れ、経営体育成基盤整備事業による整然と整備された水田が広がる小山町の代表的な農村風景があるところです。事業によって整備されたほ場を継続的に保全するため、多面的機能支払組織「上野美農里の会」を中心に地域一体となって環境の保全に取り組んでいます。また、近隣地区の小学校と連携し、農業体験(田植え・稲刈り)の受け入れを行っています。


ホタルの里

農村風景とホタルの里

本地域の特産品である地域ブランド米「ごてんばこしひかり」や水かけ菜は、富士山からの豊富で清らかな湧水によって育まれています。さらに、富士山の湧水や美しい田園環境はホタルが自生する環境にも適しており、小山町生涯学習センターに隣接する「ホタルの里」では時期になるとホタルを鑑賞することができます。このホタルは、小山町ホタルの里づくり推進協議会が中心となって育成したもので、ホタルの自生地の保全・拡大に取り組んでいます。


道の駅「ふじおやま」

道の駅「ふじおやま」

道の駅「ふじおやま」は、町内の農産物や加工品の販売拠点となっています。「ふじおやま」では、地元の素材を中心に調理されたお弁当やお惣菜の販売のほか、地域のブランド米「ごてんばこしひかり」を使用した定食などが大変人気です。また、道の駅内には、農産物直売所「みくりやの郷」があり、地域農産物や加工品の販売が盛んに行われております。特産物「水かけ菜」は毎年2~3月が出荷時期のピークで、特に「水かけ菜の漬物」は大変人気があります。

四季折々の豊かな風景

天子ケ岳の里は、東に世界遺産「富士山」、西に天子山系「天子ケ岳」に囲まれた自然豊かな地域です。地域内には、芝川からの清らかな農業用水が流れており、天子ケ岳や水田の四季の移ろいが訪れる人々の心を懐かしい気持ちにさせてくれます。


サツマイモの定植活動
サツマイモの定植活動

農山村の資源を守る協働活動

本地域は、平成22年から「ふじのくに美農里プロジェクト(多面的機能維持支払)」の活動に取り組んでいます。本取組は、農家だけではなく、農家以外の地域住民とも一体的になって農地や農道などの保全や、水田に咲く彼岸花の環境づくりなどを行っています。また、平成23年度から「一社一村しずおか運動」で協定している日本大学生物資源科学部とともに、サツマイモ「黄金千貫」の定植や、水田の除草など協働活動に取り組んでいます。


天子の雫
天子の雫

地域の特産品

富士山や天子ヶ岳の恵みの清流は、地域の特産品である白糸コシヒカリ(献上米)や、水かけ菜、クレソンを育んでいます。さらに、日本大学生物資源科学部と定植したサツマイモ「黄金千貫」は,「天子の雫」と命名された焼酎に加工され,富士錦酒造㈱が販売しています。

畳石式の美しいわさび田
畳石式の美しいわさび田

日本一の水わさびの産地

伊豆市の天城山系は年間雨量が3,000㎜~4,000㎜で、日本有数の多雨地帯です。この豊富な雨は、湧水となって伊豆の水わさびを育てています。本地域の畳石式のわさび田の美しい景観や、豊かな生態系、巧みな栽培技術は、日本農業遺産にも登録されています。水わさびの栽培面積は、本地域が日本一で、水わさび栽培の歴史は250年以上ともいわれています。
JA伊豆の国のホームページへ


わさびの里外観
わさびの里外観
水わさびを使用した加工品
水わさびを使用した加工品

伊豆のわさびを使った特産品

本地域で栽培した水わさびは品質が高く、根茎は「伊豆わさび」としてJA伊豆の国などを通じて広く市場に流通しています。また、わさび漬けやふりかけ、スイーツなどの加工品にも多く使用され、道の駅「天城越え」内にある「天城わさびの里」や、市内のわさび店で購入や加工体験が楽しめる他、天城山の麓に点在するわさび田の周辺で加工品販売や体験を行う店舗が多数あります。


わさびの里の「わさび漬けづくり体験」
わさびの里の「わさび漬けづくり体験」

水わさびの収穫体験と水わさびを食す

水わさびは、「天城わさびの里(伊豆市湯ヶ島)」や「わさびの大見屋(伊豆市地蔵堂)」で、随時わさびの加工体験や収穫体験が可能です。(事前に予約・お問合わせください。)
近年では、修善寺温泉旅館協同組合との連携により、「わさび飯」として伊豆の水わさびの味を宿泊者へ提供しています。