昔ながらの日本の農村風景
昔ながらの日本の農村風景

昔ながらの日本の農村風景が残る地区

箱根西麓の森林に源を発する清流、山田川の流域には急峻な山間を開拓した棚田や畑、梅園、竹林、広葉樹林、滝や湧水などが広がり、昔ながらの日本の農村風景や自然環境が残されています。
山田川グリーンツーリズム研究会会員が中心となり、景観維持や環境保全のため、里山づくりを行っています。年間を通じて整備活動を行い、自然豊かな懐かしい癒しの場所づくりを目指しています。


みんなで棚田づくり
みんなで棚田づくり

親子で楽しめるイベントの実施

本地域では、里山を知り、楽しんでもらうことで、次世代につなげていくことを目的に、棚田や畑、梅園等での農作業体験や自然体験イベントを開催しており、多くの親子で賑わいます。
(各種イベントの情報はhttps://yamaguri3.i-ra.jp/)

秋の収穫祭では、園内で収穫された米や野菜、梅などを使ったおにぎりや豚汁などがふるまわれるほか、子どもたちが里山マルシェでお菓子等を販売します。また、野菜の品評会では、園内で栽培された野菜が出品され、競り市は大いに盛り上がります。

小坂ひすいの滝
ひすいの滝

富士山と駿河湾の大パノラマ

本地域は、駿河湾に面し背後を山に囲まれた、非常に温暖な地域です。町内を流れる小坂川沿いは、菜の花や河津桜が咲き、上流にある「ひすいの滝」は涼感スポットとなっています。滝から登山道を上った先の満観峰の頂上には富士山や駿河湾の大パノラマが広がっています。また、安養寺には徳川家康お手植みかんの記念樹があり、歴史を後世に伝えています。


農業体験学習
農業体験学習

体験活動を通じた地域住民の交流

ふじのくに美農里プロジェクト「小坂保全会」を中心に、そばの収穫やそば打ち体験を行い、地域住民の交流を図っています。また、JAと共同して小学生と田植え、稲刈り、餅つき体験なども行い、農業体験学習の一役を担っています。また、本地域はJA主催のウォークラリーのコースとなっており、風景を楽しむほか、地場産品を販売する等おもてなしをし、地域外の参加者と交流を図っています。


ドライフルーツ
ドライフルーツ

地域の農産物を活用した特産品の開発

小坂地域では温暖な気候を生かした果物(みかん、いちじく、ぶどう、もも、いちご、デコポン等)が盛んです。これら特産品を使い、「小坂ドライフード工房」がドライフルーツを加工販売しています。(購入したい場合は「JA静岡市ブランドショップじまん館」もしくは「長田じまん市」)また、JA小坂支店を会場として、女性朝市グループが、月に一度の朝市を開催しています。

種まき
種まき

遊休農地を花畑に

本地域は、総面積約16haの圃場整備が行われた地域ですが、約2.2haの畑が長年にわたり遊休農地となっていました。そこで地元NPOが主体となり、平成29年度より、遊休農地を花畑に再生する取組が開始されました。地元耕作組合とNPO法人ハピネス湖西により組織される前向会を中心に、市民ボランティアや地元幼稚園児も花畑の整備や種まきに参加し、良好な景観が保たれています。


花畑
花畑

日本一前向きな花畑を目指して

前向公園周辺に前向花畑があり、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが見頃で、それぞれの花まつりが行われます。また、「花畑のオーナー権」がふるさと納税の返礼品として登録されています。前向という地名もPRポイントで「日本一前向な花畑」を目指しています。

小瀬戸城趾
小瀬戸城趾

地域一体の保全活動

本地域には、小瀬戸城や小瀬戸神社等の歴史的資源が多数存在し、地域が一体となって保全活動を行っています。地元のお母さんたちで構成される「小瀬戸花いっぱいの会」は、地域内の花壇の設置、整備を行い景観形成に取り組んでいます。


子ども達が自然と触れ合える場
子ども達が自然と触れ合える場

子ども達が自然と触れ合える場

平成29年度に発足した「小瀬戸の文化と歴史を未来につなぐ会」では、地区の歴史的資源の保全活動や普及活動を行っています。同会では、石切場の周辺にサクラを植樹する活動や、耕作放棄地を子どもとのコミュニティーガーデンとして活用することで、子どもたちが自然と触れ合える場を設けています。


ランチ
ランチ

地域資源を活用したイベント開催

地域を代表するお茶農家である丸高農園は、自園自製自販まで行っており、「日本茶大賞特別賞」を受賞するなど高い評価を受けています。また、地域内を散策し、地域の食材をふんだんに使ったランチを食べるツアーを開催するなど、地域資源を活用したイベントも行っています。


茶園と富士山
茶園と富士山

広大な茶園と富士山

広大な茶園と富士山の眺望を有する本地域は、富士市の北部に位置し、良質な茶を産出する緑豊かな自然環境に恵まれています。2ha以上に及ぶ茶畑は、茶農家を含む地元住民により組織された「大淵二丁目ささば景観保存会」が主体となり、茶畑の整備に取り組み、美しい景観が保全されています。景観保存会では、地域振興活動にも力を入れており、地域住民や来訪者による賑わいを創出し、国内外への魅力発信を行っています。


インバウンドツアー
インバウンドツアー

イベント開催で国内外に魅力をPR

毎年5月に開催される「おおぶちお茶まつり」には、多くの来訪者があり、茶葉の天ぷらや新茶を振舞っています。近年では国内来訪者の他、インバウンド客の受入れを積極的に行い、ボランティアガイドを通じて、富士山や茶園、日本文化のPRを行っています。


オリジナル商品の茶

オリジナル商品の開発

本地域では、「大淵二丁目ささば景観保存会」で保全した茶園より、無農薬〝やぶきた″の老木が溶岩のミネラルを吸うことによる透明感が特徴の茶、紅茶を生産しています。当茶は、売り上げの一部を保存会の活動費とするプロジェクトで生まれました。雑味を消すために仕立て熱を入れ磨きをかけたこだわりの商品です。


作業の様子
作業の様子

遊休農地を活用した植栽活動

宇久須地区まちづくり協議会では、遊休農地30aほどでヤーコンやニンニクの栽培を行っています。令和元年度には多面的機能支払交付金の活動組織「宇久須美農里プロジェクト」を設立し、農業者だけでなく地元の有志も加わり、草刈りや植栽活動を行っています。


三番叟
三番叟

伝統文化・人形三番叟

牛越神社で五穀豊穣を祈願し奉納される人形三番叟は、県の無形文化財に指定されています。伝統文化を次世代へ継承するため、現在も有志により毎年11月に奉納されています。三番叟の舞では、足拍子に農事にかかわる地固めや種まきを思わせる所作があり、豊作祈願の意図がうかがえます。


夕陽
夕陽

夕陽のまち西伊豆

黄金崎や西天城高原など伊豆半島きっての景勝地からは、「夕陽のまち西伊豆町」を代表する美しい夕陽を見ることができます。
また、伊豆半島最大の海岸キャンプ場である宇久須キャンプ場では、夕陽を眺めながらの食事や満天の星空を満喫できます。

日坂の街並み
日坂の街並み

宿場町の歴史と文化を継承

本地域は、江戸時代には東海道五十三次の25番目の宿場町として多くの人々が行き交い、文化も栄えた歴史ある町です。宿通りには、江戸時代から残る旅龍や商家が、中山峠には茶屋が往時のままの佇まいで現存しており、事任八幡宮や久遠寺といった由緒ある神社や古刹とともに、地域住民の有志によって歴史と文化が継承されています。


日坂宿駕籠駅伝大会
日坂宿駕籠駅伝大会

秋を告げる「日坂まつり」

遠州に秋を告げる日坂まつり「事任八幡宮例大祭」は、遠州で横須賀に次いで歴史にあるまつりで、朝顔形屋台が宿通りをにぎやかに練り歩き、地域全体が老若男女問わず祝う伝統的な一大行事です。日坂まちづくり協議会では、おまつり広場を2017年より開催しており、屋台のない地区でも参加できるイベントとなっております。
また、毎年3月末に開催される「東海道日坂駕籠駅伝大会」は、大人から子供まで参加する恒例行事であり、地区外からの参加も募り、日坂の宿場町文化を発信しています。


新茶ウォーク
新茶ウォーク

日坂茶を活用した地域活性化

地区内の5箇所の茶業協同組合と3茶商が共同で地域のブランドである日坂茶を商品化し、県外での営業販促も実施しています。また、地域の資源である茶畑の広がる風景や日坂宿の街並みを活かし、お茶畑散歩ラリーや新茶ウォークを開催し、日坂地区だけでなく、隣接する東山地区や倉真地区も含めた地域全体の活性化につなげています。

ヒマワリ畑
花畑

地域を彩る花々

本地域は、担い手農家が少なく耕作放棄地が増えつつある現状であるが、その耕作放棄地を活用して、花や野菜、穀類、果樹等の植栽活動を行い、地域の環境保全に取り組んでいます。自治会長経験者や農業者、有志を中心に、植栽活動には非常に力を入れて取り組んでおり、活動回数は年間80回以上に上ります。


オリーブ摘み体験
オリーブ摘み体験

収穫物を活用した食育講座の開催

植栽活動による収穫物を活用して毎年開催される食育講座では、地元小学校や地域住民と一緒に、野菜や穀類の種まきや収穫体験、そば打ちやオリーブの塩漬け・油絞り、紅花やラベンダー、オリーブによる草木染等、アイデア豊富な手作りの企画により様々な体験ができ、地域内・世代間の交流を深めています。


軽トラ市
軽トラ市

イベントの開催で地域活性化

植栽活動による収穫物は、地元磐田駅前のジュビロードで年4回開催される軽トラ市に出品しています。また、地元の夏祭で収穫した小麦でうどんを作って来場者に振舞うほか、ピザ祭りやオリーブ祭りを開催しています。誰でも参加できるイベントを数多く開催することにより、活動のPRと地域活性化につなげています。


赤水の滝ライトアップ
赤水の滝ライトアップ

梅ヶ島の豊富な水資源

本地域は、日本の滝100選にも選ばれた「安倍の大滝」や「赤水の滝」等多くの滝があり、地下から湧き出る源泉が織りなす梅ヶ島温泉郷は、環境省より「国民保養温泉地」に指定される等、地域資源が豊富です。また、梅ヶ島沿いに梅やもみじの木を植える「梅の里づくり」を行い、景観づくりに取り組んでいます。


桜まつり
桜まつり

一年を通じた行事の開催

梅ヶ島では、「梅まつり」や「桜まつり」、「ふるさと祭り」、「紅葉まつり」、「新緑まつり」等、一年を通じて行事を開催し、地域が一体となって地域外から人を呼び込んでいます。50歳以下の住民が主となって活動している「夢実梅会(ゆめみまいかい)」は、山梨県身延町との交流を開始し、平成28年度には両者で協定を結びました。梅まつりでは、身延町との合戦鍋が振舞われます。


チャイシロップ
チャイシロップ

地域の農産物を活用した特産品の開発

本地域の主要な農産物であるお茶を活用した梅ヶ島紅茶や梅ヶ島チャイ、チャイシロップ、ピクルス等の加工商品を開発し、販売を行っています。また、黄金の湯や魚魚の里等の観光施設や、大谷崩・安倍の大滝、日影沢金山等の観光資源、自然景観を生かしたキャンプ場が豊富なことから、都市部から多くの観光客が足を運んでいます。

白鳥神社の千年ビャクシン
白鳥神社の千年ビャクシン

神秘的で力強い千年ビャクシン

南伊豆町の弓ヶ浜、石廊崎、波勝崎へと連なる海岸線は、名勝伊豆西南海岸及び富士箱根伊豆国立公園区域に指定されており、吉田海岸はこの海岸線に位置します。本地域は、美しい海と海岸を囲む大岩、白鳥神社の千年ビャクシンが神秘的で力強い景観を形成している地域で、晴れた夜には満点の星空が広がります。村の一日は野鳥のさえずりで始まる、野鳥の楽園でもあります。


吉田亭
吉田亭

地区内唯一の民宿「吉田亭」

本地域には、地区内唯一の民宿「吉田亭」があり、町外、県外からも多くの人が宿泊に訪れ、吉田の魅力に惹かれリピーターとなる人も多いです。吉田亭にはテレビがなく、携帯電話も通じないため静かな時間を過ごしたい人に人気があります。


キダチアロエ
キダチアロエ

赤い花が彩る吉田村

本地域では、急峻な山地に囲まれているため平地は少ないが、限られた農地でアロエが栽培されています。冬期には約1haで栽培されるキダチアロエが赤い花を付け、集落を彩ります。

花畑とリアルなカカシ
花畑とリアルなカカシ

松崎町を代表する憩いの場

本地域は、二級河川那賀川の堤防沿いの桜並木付近にある水田地域です。農閑期では、田んぼを観光に役立てようと花畑イベント「田んぼを使った花畑」が開催されます。時期になると桜と花畑の花が一斉に開花し、春のムードを楽しもうと多くの観光客が訪れ、松崎町を代表する憩いの場になります。花畑は、3月から5月にかけてアフリカキンセンカやヤグルマソウなど6種類の花が咲き、さらに本物そっくりなリアルカカシに出会うことができます。


クラウドファンディングで花畑をつくるために「種をまく人プロジェクト」を実施しました
クラウドファンディングで花畑をつくるために「種をまく人プロジェクト」を実施しました

クラウドファンディングに挑戦

地域を代表するイベント「田んぼをつかった花畑」はこれまで松崎町の協力の下で開催されてきましたが、2019年からは「松崎花畑実行委員会(地元有志団体)」が引き継ぐことになりました。こうした中、花畑の種代を集めることから始めようとクラウドファンディングに挑戦し、事業所・個人からの協力金を募った結果、目標額180万円を達成しました。花畑では、5月1日から5日までの間、無料で花摘みができます。みなさんも花畑が継続できるよう、臨時駐車場にて花畑協力金の御協力をお願いします。


桜田より道売店
桜田より道売店

桜田より道売店

花畑に行く途中の県道15号沿いに農産物販売所「桜田より道売店」があります。売店には、地元の人たちが持ち寄った新鮮な農産物、果物、加工品がずらりと並んでいます。「松崎に行くと必ず立ち寄ります」というリピーター客も多く、地域の味を求めた人たちで賑わっています。

夏の朝にはハスの花が咲き誇ります
夏の朝にはハスの花が咲き誇ります

豊富な湧水で作られる「ごてんばこしひかり」

本地域は、中山間地総合整備事業で整理された階段状の水田が美しい地域です。富士山からの豊富な湧水が流れ、水田では地域ブランド米「ごてんばこしひかり」が栽培されています。地域の組織「日吉会」が中心となり、休耕田を活かした景観づくりや、ハスの栽培にも取り組んでいます。


多面的機能支払組織による農地保全活動
多面的機能支払組織による農地保全活動

地域みんなで守る地域資源

本地域のほ場整備された農地や水路、農道などの地域資源は、多面的機能支払組織が中心となり、保全活動に取り組んでいます。地元の有志組織「日吉会」も地域資源の保全に参加し、休耕していた畑地を借り上げ、とうもろこしやサツマイモなどの栽培を行うなど地域一体となって美しい農村風景の維持・保全に努めています。


7月~9月頃の土曜朝に開催される青空市
7月~9月頃の土曜朝に開催される青空市

被災地支援活動

地域の組織「日吉会」では、地域で収穫した農産物を朝市や町の祭りイベントで販売しています。また、ボランティアの一環で、収穫された農産物をもって被災地に出向き、農産物を提供する活動にも取り組んでいます。

ほ場に映るダイヤモンド富士
ほ場に映るダイヤモンド富士

豊かな地域資源

本地域は、霊峰富士と1000haもの森林がもたらす豊富な湧水群に恵まれ、ワサビや全国トップクラスの品質を誇る養鱒、献上米等の特色ある産業の源となっています。特に、地域のシンボルである陣馬の滝や小田貫湿原等の魅力ある資源は、癒しを求める人々を惹きつけています。また、地域にあるほ場整備された水田は、ダイヤモンド富士が水面に映るとあってシャッターチャンスを求めるカメラマンが多く訪れます。


フローラ・ディ・マーレ総料理長の出張講座
フローラ・ディ・マーレ総料理長の出張講座

首都圏の飲食店も地域の資源を応援

本地域は、ワサビや鱒、林産物や農産物、ジビエ、エディブルフラワーなど地場食材に恵まれています。平成30年6月から一休.comレストランアワード2017口コミランキング1位となった東京都内の人気店「フローラ・ディ・マーレ」と連携し、首都圏において本地域の食材を活かした料理の提供が始まりました。本取組は、平成30年11月に一社一村しずおか運動にも認定されました。


インバウンド用農山村体験ツアーの開発
インバウンド用農山村体験ツアーの開発

地域資源を活かした都市農村交流

本地域では、豊かな自然や豊富な食材等、恵まれた環境を活かし、外国人訪日客の受け入れや、空き家を活用した定住者の受け入れを積極的に行っています。平成25年度からは、地域資源を活かした体験モニターツアーを実施しており、県内外から都市住民を受け入れるなどツアー商品として売り出すための戦略的な取組を行ってきました。また、地域のブランド化としてブランドスローガン「五感deヒーリングいのかしら」を掲げ、富士山を借景とした農村暮らし風景、湧水群やおもてなし料理のPRに力を入れています。


水田風景
水田風景

豊田佐吉翁の出生地

 本地域は、湖西市の中南部に位置するほ場整備された水田の美しいところです。水稲やみかんのほか、佐吉の里(酒米)や、とぴあポークの生産も盛んです。
 湖西市を代表する偉人、「豊田佐吉翁」の出生地で、生家も現存しています。昔懐かしい農村風景と地域の歴史は、時が経った今でも脈々と受け継がれています。


地域の景観保全活動
地域の景観保全活動

地域が作る美しい景観

本地域では、多面的機能支払組織「山口保全組合(耕作組合)」が中心となり、農用地や農業用施設の保全管理を行っています。さらに、自治会による地域の草刈活動や、山口花の会による豊田佐吉記念館周辺の植栽活動等、地域の多様な活動主体によって良好な景観が守られています。


豊田佐吉翁顕彰祭
豊田佐吉翁顕彰祭

豊田佐吉翁の功績をたたえる「豊田佐吉翁顕彰祭」

本地域には、「豊田佐吉翁」の生家や記念館があり、毎年多くの観光客が訪れます。毎年10月の命日になると、湖西市立鷲津中と豊田佐吉記念館にある佐吉翁の胸像前で命日に合わせ「豊田佐吉翁顕彰祭」が開催されます。この顕彰祭は、佐吉翁の「報恩・創造」の精神を讃えるため、佐吉翁の命日を顕彰の日と定めて開催されています。

美しい水田風景
美しい水田風景

優良農地が広がる下内田

本地域は、菊川市の中西部、一級河川菊川水系稲荷部川の両岸に広がる約50haの水田地帯です。昭和59年度から平成10年度にかけてほ場整備が実施され、整形された優良な農地が広がっています。平成26年度からは用水路の更新が始まり、用水不足の解消や水管理労力の軽減、担い手への農地集積や経営規模の拡大が見込まれています。


みんなで稲刈り体験
みんなで稲刈り体験
環境保全活動
環境保全活動

多様な参画による地域づくり

本地域は、地元自治会、農業者、小中学校、老人クラブ、花クラブが参画する稲荷部自然環境保全クラブが中心となり、農地や農道のり面、水路の泥上げなどの環境保全に取り組んでいます。
 遊休農地を活用したコスモスの植栽や田んぼでの農作業体験等、地域が一体となった活動を行うことにより、景観だけでなく地域の円滑なコミュニティが形成されています。


田んぼアート(仁王像)
田んぼアート(仁王像)

巨大なイラストを浮かび上がらせる「田んぼアート」

本地域では、2008年から「田んぼアート」が開催されています。時期になると、紫や赤、緑など色の異なる古代米を使って巨大なイラストを浮かびあがらせ、見る人が「あっ」と驚く作品が造られています。例年、田植えや鑑賞会、収穫祭と一連の行事が企画されており、農作業体験や鑑賞だけでなく地場産品の販売も行われるなど大人から子どもまで楽しむことができます。