令和6年度 連合奨励賞受賞邑(3邑)

下大沢(しもおおさわ)

市町
下田市
邑の概要
昭和44年に発足した「山里会」を中心に、遊び心を交えた地域づくりが継続的に行われている。盆踊りや秋祭りはかつて大人たちの酒盛りの場であったが、子どもも楽しめるよう創意工夫を重ねた結果、地域外に出た子や孫の世代も祭りの日には地元に帰ってくるほど地域の結束をより強いものにした。 平成30年に開設した「下大沢ブログ」では、地域での出来事や災害情報などを頻繁に投稿しており、地域内への情報発信が行われている。
評価点
保全活動やイベントを行い地域コミュニティの活性化を図るのみならず、ブログを活用し地域内外へ情報共有・情報発信を行っている点が評価された。

夢むら井田(ゆめむらいた)

市町
沼津市
邑の概要
「井田むらおこし実行委員会」が中心となり、民間企業との協働による植栽活動を継続的に行っている。令和5年には井田の菜の花畑が「ぬまづの宝100選」に選ばれた。 県指定史跡の「井田松江古墳群」周辺や遊歩道沿いの植栽を計画的に行い、富士山、駿河湾、明神池が一望できる絶景地を「井田花海山公園」として邑のランドマークとなるよう活動を継続している。
評価点
魅力的な公園を作ることによるUターン定住や移住者の増加を目指し、完成予想図を作成するなど、計画的に活動を進めている点が評価された。

大沢地区(おおさわちく)

市町
静岡市葵区
邑の概要
平成25年6月から町内全戸の協力により地域全体で「縁側カフェ」の運営を開始。新型コロナウイルスの流行に伴い休業した時期があったが復活をし、継続的に運営中。通販サイトやキャッシュレス決済を導入し、時代に合わせた進化を続けている。また、静岡農業高校の生物工学部の生徒の受け入れや首都圏でのイベント出展など、新たな取組にも取組んでいる。
評価点
既存の取組に満足することなく、利便性の向上に向け、更に発展的な取組に挑戦し続けている点が評価された。