ふじのくに美しく品格のある邑づくりって?

ふじのくに美しく品格のある邑づくり

訪れたこともないのになぜか懐かしさを感じる日本のふるさと。四季折々織りなす景観や人々の営み、大切に引き継がれてきた伝統文化に触れてみると畏敬の念さえ抱かされます。また、農山村地域の素朴な人の温かさに触れると心が満たされる感覚を覚えます。

近年このような心満たされる農山村地域で環境保全活動に参画する来訪者が増え、農山村地域では新たな交流により活気が蘇り笑顔が溢れる地域が多くなりました。

「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」は農業者と地域内外の人々が共に地域の将来を考えて行動し、幸福感を共有できるコミュニティーを創造する取組で、静岡県内の農山漁村が笑顔と活力あふれる地域となることを目指しています。

地域資源を再評価し保全した邑の取組

昭和40年代の棚田

昭和40年代の棚田

荒廃した棚田は地域の皆さんの他ボランティアが参画し復田が行われました(平成11年)

荒廃した棚田は地域の皆さんの他ボランティアが参画し復田が行われました(平成11年)

現在は地域の方の他、棚田オーナー、静岡大学、企業の皆さんにより棚田が保全されています

現在は地域の方の他、棚田オーナー、静岡大学、企業の皆さんにより棚田が保全されています


『邑』という字を使う理由は?

img_side「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」では、少し変わった「むら」という字を使用しています。
一般に「むら」と言えば市町村の「村」を使いますが、行政的な区分ではなく、「明るい展望を持って農業に勤しむ農業者と、地域内外から集まった人たちが、農業・農山漁村のためにともに考え、ともに行動し、ともに笑い幸福感を分かち合う様な目的を共有する人々のコミュニティ」を形成したいとの思いから、人が多く集まるところという意味を持つ「邑(ゆう)」の字を用いています。
地縁型ではない「目的型の新しいコミュニティを農山漁村に作りたい」という強い思いがここにあります。

多様な皆さんの参加によるコミュニティーの形成

清沢(静岡市)

清沢(静岡市)

白糸の里(富士宮市)

白糸の里(富士宮市)

夢未来くんま(浜松市)

夢未来くんま(浜松市)


ふじのくに美しく品格のある邑の四季


共通の理念を持つ取り組み

「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」と共通の理念(地域の宝)を持つ取り組みを3つ紹介します。

ふじのくに美農里プロジェクト

minori「ふじのくに美農里(みのり)プロジェクト」とは、「農地・水保全管理支払交付金(旧事業名:農地・水・環境保全向上対策)」の静岡県での愛称です。
農村地域の過疎化や農業者の減少や高齢化が進んでいる中で、農家の人たちだけでは農地や農業用水などの管理や自然環境の保全が困難になってきています。
そこで、静岡県では平成19年度から「ふじのくに美農里(みのり)プロジェクト」に取り組み、地域の農業を守り、美しい景観や、多様な生態系を育む農地や農業用施設を保全し、未来につなぐ地域ぐるみの活動を支援しています。こうした活動や話し合いにより、地域のコミュニティーが活発化しています。

詳しくはこちらのホームページをご覧ください >> ふじのくに美農里プロジェクト


一社一村しずおか運動

一社一村しずおか運動~めざせ!企業と農村の協働による地域の活性化~

一社一村運動の目的は協働活動による地域の活性化。農村の要望である「人手がほしい」「交流を増やしたい」「安定した顧客がほしい」「一緒に特産品を開発したい」と、企業の要望である「社会貢献をしたい」「社員の福利厚生に活用したい」「地域の資源をビジネス化したい」のニーズを結びつけ、協働活動を行うことで、都市と農村の交流が生まれ、地域の活性化を促進するという仕組みです。

詳しくはこちらのホームページをご覧ください >> 静岡県/一社一村しずおか運動


しずおか棚田・里地くらぶ

tanada_satochi多くの多面的機能を持つ棚田は、中山間地域の過疎化や農業者の高齢化などにより、日々消滅しつつあります。このような棚田を、中山間地域と都市との連携により保全し、美しく活力ある中山間地域づくりを目指して活動を行うことが重要です。
静岡県では、平成10年度から「ふるさとの棚田保全基金を造成して、平成11年度に「静岡県棚田等十選」を認定するとともに、保全活動を行うボランティア組織「しずおか棚田・里地くらぶ」の活動を支援しています。

詳しくはこちらのホームページをご覧ください
>> 静岡県/みんなの力で棚田を守ろう!~静岡県の棚田保全活動