『ふじのくに美しく品格のある邑』は…
持続可能な地域づくりを通じて、農山村がもつ地域資源「地域の宝」を大切に思い、守り、活用し、次世代に継承する活動を行う、理想の農山漁村です。
静岡県内の35市町と、県で構成する「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」連合が認定しています。
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取り組みの「理念」
訪れたこともないのになぜか懐かしさを感じる日本のふるさと。四季折々織りなす景観や人々の営み、大切に引き継がれてきた伝統文化に触れてみると畏敬の念さえ抱かされます。また、農山村地域の素朴な人の温かさに触れると心が満たされる感覚を覚えます。
近年このような心満たされる農山村地域で環境保全活動に参画する来訪者が増え、農山村地域では新たな交流により活気が蘇り笑顔が溢れる地域が多くなりました。
「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」は農業者と地域内外の人々が共に地域の将来を考えて行動し、幸福感を共有できるコミュニティーを創造する取組で、静岡県内の農山漁村が笑顔と活力あふれる地域となることを目指しています。
地域資源を再評価し保全・活用する美しく品格のある邑の取組
せんがまちの棚田(菊川市上倉沢)では、かつての千框の棚田を再現しようと、地域内外の人々との協働で復田されました。
昭和40年代の棚田
現在は地域の方の他、棚田オーナー、静岡大学、企業の皆さんにより棚田が保全されています
あぜ道アートや新商品開発等、地域資源を活用した取組みが行われています
『邑』という字を使う理由は?

「邑(むら)」という文字は、人が多く集まるところという意味を持っています。 この取り組みでは、「明るい展望を持って農業に勤しむ農業者と、地域内外から集まった人たちが、持続可能な農山村づくりのために、ともに考え、行動し、笑い、幸福感を分かち合うコミュニティ」を形成したいという強い思いがあります。 そのため、「村」という行政的な区分ではなく「邑」の字を用いています。
清沢(静岡市)
竹灯籠祭り
ノルディックウォーキング
農山村への支援体制
あなたも参加できる!『地域の宝』を守る取り組み
「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」を含め、静岡県内の農山村がもつ「地域の宝」を守る3つの協働と、県民・企業への情報発信のプラットホーム「しずおか農山村サポーター『むらサポ』で、農山村を支援します。