令和3年度登録

はるやま21(富士市)
地域外観
地域外観

北に富士山と愛鷹山を仰ぐ美しい田園地帯

当地区はかつて浮島沼と呼ばれた低湿地帯でしたが、県営排水改良事業や圃場整備事業により、沼川や昭和放水路の改修、排水路、農道やかんがい施設が整備され、広大な優良農地へと生まれ変わりました。
北に富士山と愛鷹山を仰ぎ、大型機械による営農が行われている美しい田園地帯です。また、農道沿いには水仙を植栽するなどの景観形成や浮島土地改良区による施設管理、営農活動の継続により農村空間を守っています。


地元小学生の稲刈り体験
地元小学生の稲刈り体験

今後の次世代を担う子どもたちへの農業体験の実施

子どもたちへの農業体験は当初、小学校のPTA活動から始まり、その後平成10年頃から地元のJA青年部が引継ぎ、地元の小学生にお米作りや農業の大切さを伝えるため、田植えから稲刈りまでお米作りの一連を経験できる取組みを実施しています。
また、平成21年からふじのくに美農里プロジェクトを活用し、多様な主体を取り込んだ農地の保全活動にも力を入れており、今後の次世代を担う子どもたちに農業や農村環境への関心を持ってもらえるよう、地域一丸となって活動に取り組んでいます。


直売所
直売所

地域農業の推進

地域のJA直売所(野菜工房うきうき畑)では、新鮮な地場産品を販売しており、老若男女が集まる憩いの場になっています。
また、人・農地プランの実質化が完了し、地域農業を次世代に繋げていくために、積極的に農地の集積・集約に取り組んでいます。今後は担い手への集積をさらに進めるための、圃場の再整備を進めるとともに、特産品づくりやブランド化を目指していきます。