平成27年度登録

はるの山の楽校(浜松市天竜区)
邑(むら)から見える景色

邑(むら)から見える景色

来て!見て!感じて!“山の邑”を!

四季折々の移り変わりを感じ、自然の恵みに感謝し、季節の仕事とともに生きる昔ながらの山の暮らし。その暮らしを春野町杉・川上地区に住む人々は続けています。
都会の生活と比べると不便な事も多いですが、そこには物を大切にする心や地域の横と横のつながりなど、これまで邑(むら)の人と自然が育んできた「良いつながり」「古き良き文化」があります。


子ども中山間地域交流事業の開催

子ども中山間地域交流事業の開催

子ども達に伝え繋げたい“山の魅力”

春野町杉・川上地区には、邑の組織NPO法人「はるの山の楽校」があります。そこでは、地域に根ざした事業の開発や支援、都市住民との交流、環境に関する活動を行っており、平成27年9月には“第1回ラブファーマーズ・カンファレンスinはるの山の楽校”を開催しました。
また近年、子ども中山間地域交流事業を開催しており、街の子ども達に「春野山の村」を拠点に地域の小学校や地域住民と交流することで、都市部と異なる生活や文化を体験してもらっています。


薪割り体験など豊富な資源を利用した農林業体験

薪割り体験など豊富な資源を利用した農林業体験

“山の邑”を次代の産業拠点に!

「春野山の村」の施設を活用し、春野の豊富な森林資源、地域の食材を活かした「木工体験」「農業体験」などの体験活動を来訪者に提供する事により、都市農村交流を通じて春野の良さを感じてもらい、地域の活性化を図っています。
春にはフリーマーケット「山の楽市」も開催しています。

また、春野町杉・川上地区は、お茶の産地でもあります。
新緑のお茶畑は、一見の価値有りです。
静岡県全域で有名なお茶ですが、標高が高い所で作ったお茶は、朝晩の気温差が大きく、美味しいお茶になるそうです。
また、水は春野町の北部に位置する南アルプス深南部前衛にある岩岳山から採っています。山からの澄み切った天然水は春野の財産です。この水を使って炊いたご飯や農作物はとてもおいしいです。

春野の地に産業拠点を確立し、地元の雇用確保や地域再生を図り、「持続可能な社会の構築」を目指しています。

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