平成27年度登録

掛川天守をのぞむ里(掛川市)
天守への報徳。地域に根差す感謝の文化
天守への報徳。地域に根差す感謝の文化

「掛川地域塾」の活動地域

江戸時代には東海道の主要宿場町として、また掛川城を核とした城下町から発達したこの地は、二宮尊徳(幼名:二宮金次郎)ゆかりの報徳の地です。
土地に感謝し、先祖に感謝し、受け継がれた報徳の精神の形を垣間見ることができる里です。

掛川市中心市街地とそれに隣接する農地では、「掛川地域塾」が活動しています。
掛川城天守閣を望む地域で、市内随一の文教区域でもあり、都市化した住宅地と農地が混在する、県内農村地域の現状を如実に表しています。


農業体験を通じて楽しさ・大変さ・喜びを味わう
農業体験を通じて楽しさ・大変さ・喜びを味わう

「掛川市農業活性化やる気塾」

「掛川市農業活性化やる気塾」は、農業を取り巻く厳しい状況に対し、地域・農業者・農協・行政が一体となり話し合える仕組みを作りました。
掛川市内の旧村単位に組織された24地域塾が、それぞれに特色ある地域農業の振興と活性化を図ることを目的に活動しています。

その中のひとつ「掛川地域塾」は、掛川市農業活性化やる気塾に参加する地域塾として、消費者である地域の非農家住民に農業体験を通じ、農業の楽しさ・大変さ・喜びを味わってもらい、農業への理解を深めてもらっています。
同時に、市街地にある農地の多面的機能の有効性についても、浸透しつつあります。


限定品・掛川オリジナル芋焼酎
限定品・掛川オリジナル芋焼酎

ブランド『掛川焼酎』で良い良い

「掛川市農業活性化やる気塾」の活動により収穫された、サツマイモの活用法を地域で検討し、ご当地芋焼酎『掛川城酎』が発案されました。焼酎づくりの輪を広げるため、原谷地域塾に声を掛け共同でスタート。
さらに、『掛川城酎』を地域ブランドに育てるため、東山口・西山口地域塾とも連携し、遊休農地を利用した「ベニアズマ」栽培を行っています。

『掛川城酎』は、JA直売所や市内酒店で販売しています。
遊休農地で育てたサツマイモを使用して作った芋焼酎。米こうじを使って、芋特有のくさみを抑えた飲みやすい仕上がりが特徴です。
平成27年度で5代目となる『掛川城酎』が完成しました。期間も数も限定ですので、お求めの際は在庫をお問合せください。

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