平成24年度登録

神座鵜網(島田市)
お茶処、鵜網
鵜網地区に広がるお茶畑

雄大な大井川と神座鵜網の眺め

神座鵜網は雄大な大井川に沿って広がる地域です。鵜網はお茶の名産地、神座はミカンやバラの栽培が盛んです。
神座の地名はその昔、大蛇の頭(神の座)がこの辺りに流れ着いたという伝説に由来しています。
大井川に架かる水路橋は人や車も通れますが、足元には各地域に供給される水が通っています。穏やかな邑から望む雄大な川と水路橋の風景も神座鵜網の自慢です。河川敷(駐車場有)から対岸を走る大井川鉄道のSLも眺めることができます。


毎週日曜開催のそうずら市
「そうずら市」は新鮮な農産物がそろいます

日曜朝市「そうずら市」

神座鵜網の農産物の購入は毎週日曜の朝6時から神座小学校前で開催されているそうずら市がおすすめです。
鵜網ではお茶処で有名で、神座ではミカン、イチジクなど旬の美味しい果物や野菜が栽培されています。市では新鮮な農産物の他、大福、柏餅や朴葉焼きなど手作りの季節の味を楽しめ、花の販売があることもあります。
神座のバラ栽培は良質で形の良いものが生産され、静岡県のバラ出荷量の16%を占めています。JAおおいがわのまんさい館でも神座鵜網の農産物を購入できます。道路沿いの無人販売所も取れたての美味しいミカンを購入できます。(そうずら市の場所はページ上部のマップを参照してください)


大井神社「秋の祭礼」
伝統的な大井神社の秋の祭礼

神座手づくり紙芝居グループ

神座には手づくり紙芝居グループ「あったとさ」があります。
設立者、北川忠雄さんは故郷を愛し、郷土の歴史を子供達や若者たちに伝えて行きたいという思いで紙芝居の制作を始めました。
紙芝居はこの地区に古老から語り継がれてきた伝説や民話を手づくりで描き、小学校をはじめ各地で公演され、18年には静岡県地域文化活動奨励賞を受賞されています。
また、神座鵜網の集落を守る大井神社で毎年秋に開催される祭礼は、古から続く伝統で、天狗が登場します。一般の方も見物できます。

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