平成24年度登録

有東木(静岡市葵区)
知事顕彰 平成24年度 知事顕彰受賞
集落が萌黄色、新茶の季節
新茶の季節は有東木が萌黄色にお色直し

春夏秋冬、有東木の里山風景

標高600mほどにある有東木地区。地元の皆さんが「宝」と呼ぶ清流が、山葵田や茶畑を育んでいます。有東木は山葵栽培発祥の地であり、1607年に徳川家康に献上された記録もあり、その栽培には長い歴史があります。
新緑、紅葉、雪景色と、四季折々に変化する天空の美しい集落です。1月には蝋梅の香りを楽しめます。
冬期は道路が凍結することがあります。お車の方は冬用の装備でお出かけ下さい。


有東木うつろぎ
有東木の美味しいものなら「うつろぎ」で

「うつろぎ」は元気ステーション

「うつろぎ」では地元のお茶や山葵、農産物を販売しています。地元食材を使って有東木のお母さんたちが作るうつろぎ定食、わさび漬け、金山寺味噌やわさびのり、お饅頭が人気です。
お母さんたちの温かいおもてなしのファンになり、元気をもらいに何度も訪れる人が急増中。
10月に開催されるうつろぎ祭りでは、小正月にお供えする花飾り作りなどの体験ができます。
駐車場がお店の前にありますが、満車の際はお店の方に声をかけてください。
※ お茶の収穫の農繁期(5月上中旬・6月下旬)は休業しますので、うつろぎ(電話054-298-2900)へお問い合わせの上、お出かけ下さい。


国指定重要無形民俗文化財「有東木の盆踊り」
男女で踊りが異なる「有東木の盆踊り」

伝承される神楽と盆踊り

毎年4月と10月の第2土曜日に白髭神社では、静岡市指定無形民俗文化財の神楽が奉納されます。華やかな衣装の奉納舞で行われます。白髭神社には樹齢700年を超える大杉のご神木があり、有東木の集落を見守っています。神社前からの眺望は素晴らしく、山葵田や茶畑の緑のコントラストが美しく広がります。
8月14、15日は東雲寺境内で国指定重要無形民俗文化財の有東木の盆踊りが行われます。伴奏は太鼓のみで、男踊り・女踊りがあります。有東木の盆踊りはご先祖様を迎え、共に踊り明かし、送り出すというお盆本来の意味を大切にしています。この伝統的な盆踊りは有東木以外の人も、静岡市の体験教室などで踊りを習い、一緒に踊る事が出来ます。


この邑のおすすめ