平成24年度登録

とうもんの里(掛川市・袋井市・磐田市)
知事顕彰 平成24年度 知事顕彰受賞
とうもんの里の生き物
耕したあとに出てくる餌を啄ばむサギたち

豊かな自然と共存する「とうもん」

掛川市・袋井市・磐田市の南部に広がる広大な田園地域のことを「とうもん」と言います。「稲面(とうも)」「田面(たおも)」がその言葉の由来と言われている静岡県内随一の穀倉地帯です。緑の海原、金色の絨毯と、一面の水田が四季折々に魅せる情景も、豊かな自然があってこそ。左の写真はトラクターが耕した後をついて歩くサギたちです。肥沃な土と一緒に掘り起こされた餌を啄ばみに大集合。こんなに多くのサギたちの胃袋を満たす恵みがここにはあります。大自然と農業との共生が織り成す風景は「とうもんの里」の自慢です。
特産物展示スペースなどがある建物はバリアフリーになっています。多目的トイレも完備しています。


とうもんの里茶摘体験
年間約100回の体験講座を開催しています

農業の面白さ、体験できます

とうもんの里では農業の面白さや、農村文化の良さ、食の大切さを体験講座や刊行誌の発行を通し、伝えていく活動をしています。農業に全く関わった事がない大人も、子供も、一緒になって参加できる体験イベントは年間約100回開催されています。 ジャガイモ掘りやお茶摘み体験、稲刈り体験、籾すり体験、野菜の植え方講座、製茶工場の見学、布ぞうり作り・・・ここではご紹介しきれません。体験イベントなどの情報はとうもんの里のホームページをご覧下さい。


とうもんの里 田んぼの生き物調査
田んぼの生き物調査は大人気

田んぼの生き物を知る体験

とうもんの里一帯には、素晴らしい自然の営みがあります。人の手が程よく入ることで、田んぼに暮らす生き物や自然環境が豊かになり、美しい景観を作り出します。その素晴らしさをみなさんに知っていただきたくて、田んぼの生き物調査を開催しています。自分の手で生き物に触れ、多様な生態系を見る事ができます。
調査に参加してからは、好き嫌いの多かったお子さんがご飯を残さず食べるようになるというお話も聞きます。食育にもオススメの調査です。


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