平成25年度登録

天方(周智郡森町)
知事顕彰 令和3年度 知事顕彰受賞
地域交流に参加してみませんか
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歴史あふれる豊かな自然

邑には、清流吉川、三倉川が流れ、夏はアユ釣りや川遊びに多くの人が訪れます。
お茶、シイタケ、自然薯などの栽培が盛んで、特産品となっています。
子供たちの農業体験や地域ぐるみでのオープンハウス「ぷぶふの日」を開催し、都市と地域の交流を図り、住民の暮らしなどを紹介しています。空き家めぐり等を実施し、農村の古民家の良さや周辺の環境を体験してもらうことで積極的に地域交流や定住化の推進に取り組んでいます。
特に、ふるさと子供夢学校では、県外からの小学生を招くとともに、韓国からの農業大学生との交流も行っています。


栄養たっぷりの自然薯
栄養たっぷりの自然薯

人気の「山里の市」

秋の訪れとともに、森町の食卓を飾るのが「芋汁」です。自然薯をすり下し、サバやシイタケのみそ汁で薄め、お酒のおつまみやご飯にかけていただく森町の伝統料理です。観光施設アクティ森の「山里の市」では、地元でとれたこの自然薯が売られ、人気の商品となっています。地域で採れた新鮮な野菜が並びます。
「手づくりそばほっとり」では、そば打ち体験や、地元のおかあさんの手料理を楽しむことができます。コテージやキャンプ場の宿泊施設がある他、マウンテンバイクのレンタルを利用もでき、サイクリングで巡るアウトドア体験ができます。また、一流シェフによる「森のレストランかわせみ」や、遠州地方の名産や特産品を集めた「よんな市」も人気です。


天方城主の墓がある「蔵雲院」
天方城主の墓がある「蔵雲院」

歴史的魅力もいっぱい!

国指定文化財「友田家」は平家の落人が、元禄13年(1700年)に現在の地に移築したとされ、当主は現在47代目に当たります。家の造りは、「片喰違い型」と呼ばれる遠州地方の古農家に使われた型式で、中世の建物をそのままに残された建物として昭和48年に国の重要文化財に指定されています。
葛布の滝は、古来よりこの地方に葛(くず)が多く自生しており、これで葛布を製造したことからこの地名の由来となりました。明治の頃には、製氷地として知られ、「赤牛と黒兵衛の伝説」が残されています。
また、天方城主の墓がある「蔵雲院」、曹洞宗の古刹「自得院」など由緒ある神社や仏閣があり、歴史的にも魅力のある地域です。


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