平成24年度登録

地域いきいき共生!恩地町環境みどり会(浜松市南区)
知事顕彰 令和2年度 知事顕彰受賞
花が彩るかつての耕作放棄地
地域一丸となって環境整備をしています

花咲く恩地町

地域一丸となって、環境整備に力を入れている恩地町。浜松市の「花いっぱい運動」に参加し、耕作放棄地の沿道沿いに季節の花を年2回植栽し、道行く人たちの心を和ませています。かつての耕作放棄地でひまわりや菜の花を栽培し、幼稚園児たちも自由に出入りし楽しんでいます。ひまわり畑やコスモス畑など、四季折々の花咲く地域になっています。地域の子供達は、夏休みの間、ひまわりの笑顔に見守られてラジオ体操を行います。地域住民が協力して、芳川堤防の除草や、散策者が早春を満喫できるように11月には菜の花の種をまきます。ウォーキングコースとして人気があります。


恩地町みどり朝市
「新鮮・安全・やすーい」がモットー

みどり朝市

毎月1回、第3日曜に恩地町公会堂でみどり朝市が開催されています。朝市のモットーは「新鮮・やすい・うれしい」。朝市を通して地産地消の輪が広がり、地域住民の交流と親睦の場にもなっています。毎回100名ほどの人で賑わい、開始後30分程度で売り切れ、閉店しますので、お出かけになる方はお早めに。地元の農家を中心に出店し、新鮮な採れたてたて野菜や手作り品が並び、地域の人たちの楽しみになっています。


恩地町の食育、サツマイモ作り
自分で育てたお芋はとっても美味しい!

サツマイモのコロッケや大福が人気

かつての耕作放棄地で栽培したサツマイモを地元の食品加工会社で冷凍コロッケに仕上げました。冷めてもおいしいコロッケです。地元の職人さんが手作りしている大福なども好評です。サツマイモのコロッケや、大福は100円/個程度で販売されます。季節によって、メニューは変わります。毎月開催されるみどり朝市で販売されています。地域の子供たちがサツマイモやジャガイモの栽培・収穫体験をする畑も耕作放棄地を再生させました。子供たちは苗植えから雑草取り、つる上げ、収穫までの一連の作業で野菜を作る大変さや収穫の喜びを体験します。かつての荒れ地は、かけがえのない食育の場に生まれ変わっています。


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