平成24年度登録

久米田(駿東郡清水町)
久米田の市民農園
農作物と新たなコミュニケーションが育まれています

市民農園で生まれるコミュニティ

清水町久米田では大化の改新から奈良時代にかけて、碁盤の目のように区画整理された条里制の形跡が現在でも田畑のままで残っています。その農地を市民農園として開設。多くの利用者がふれあい市民農園を利用して、色々な農作物を栽培しています。市民農園として多くの人にかかわってもらうことで、耕作放棄地を減らし、土いじりを通じて利用者同士の交流、絆が生まれる、緑あふれる憩いの場になっています。また、農作業を通じて子供たちの食育の推進や、障害者や高齢者の生きがいを作る事にもつながっています。


農業祭で地産地消
地元で収穫した農産物の美味しさを知る人で大盛況の農業祭

家庭菜園奨励賞を目指して

市民農園で作られた農作物は、町で開催する農業祭の品評会に出展できます。市民農園で農作物を作っている人を表彰する「家庭菜園奨励賞」を目標に、意欲的に作物作りを行う人が増えています。
また、地域を挙げて地産地消に取り組んでおり、地域野菜のおいしさを知って、地元の食材を購入することで、地域経済の活性化にもつながっています。
農業祭は毎年11月に開催されており、丹精込めて育てられた新鮮な野菜の販売は大人気で、毎年多くの来場者で賑わいます。餅つきや餅まきなどの他、食育フェスタも同時かいさ楽しみながら野菜の事を学ぶこともできます。開催日など詳しくは清水町ホームページでご確認下さい。


久米田の市民農園のヒマワリと富士山
富士山の見える農園は憩いの場にもなっています

久米田からの富士山

ふれあい市民農園「リュミエルYAMAMOTO」や町内各地の市民農園は現在、募集人員に対し定員を超える多くの応募があります。富士山を眺めながら、町民同士が思い思いに植えた花や野菜の話で盛り上がり、育て方のコツなどの情報交換の場にもなっています。のんびりと穏やかな時間が農園には流れています。実際に土をいじり、自分で育てた農作物を収穫する楽しみを味わえる市民農園について興味のある方は清水町ホームページをご覧下さい。

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