
集落を包み込む里山の自然環境
竜ヶ石山を抱えた恵み豊かな地
西四村地区は、旧引佐町に位置し、浜松市中心部から車で約50分の中山間地域にある農村地帯です。
集落東側に神宮寺川が流れ、傾斜の急な農地では主としてみかんが栽培されています。
また、隠し田として作られた白橿(しらかし)の棚田や軽便鉄道の路線跡等もあり、歴史を感じさせる景観が見られます。

神秘的な鍾乳洞(竜ヶ岩洞)
竜ヶ岩洞をはじめとした見所
邑の北部には、鍾乳洞で有名な竜ヶ岩洞があります。
新東名高速道路が開通してアクセスが良くなったことから、県内外から多くの観光客が訪れています。また、旧引佐町内には、奥山方広寺や横尾歌舞伎資料館、井伊谷宮、龍潭寺等、歴史的文化財が数多くあり、それらとの相乗効果により地域の活性化が図られています。

地域内外から人が集まる保全活動
棚田の復田で潤いのある里づくり
白橿(しらかし)の棚田では、平成19年から「里山元気もりもり隊」が保全活動を続けており、耕作放棄された棚田の復田に取組んでいます。
地域内外から参加者を募り、田植えなどを行っています。
また、平成25年度から「ふじのくに美農里プロジェクト」に取組み、農村環境保全を積極的に行っています。