平成25年度登録

村櫛地区(浜松市西区)
美味しいお米が育つ邑
美味しいお米が育つ邑

花と緑と水の郷

村櫛は名勝浜名湖に三方を囲まれた庄内半島の南端に位置します。先人の開拓した田園と湖の織り成す美しい景観が地域の宝です。
また、四季の花々が地域を彩る浜名湖ガーデンパークは「花の都 しずおか」のシンボルです。村櫛は庄内半島南端に位置し、地域には平成16年の浜名湖花博の会場となった浜名湖ガーデンパークがあります。周囲を浜名湖に囲まれているため、潮干狩り、釣りなどのレジャーが盛んです。遺跡や伝承も数多く、古くから人々が住み栄えていたことが伺えます。浜名湖花博の会場から浜名湖ガーデンパークとして再整備された56ヘクタールの敷地内には、四季折々の花が咲き、年間を通じて散策を楽しむことができます。また、高さ50メートルの展望タワーからは浜名湖とその周辺360°の絶景が望めます。


美味しい食事を美し景色の中で
美味しい食事を美し景色の中で

地産地消にこだわるお食事処

邑では、地域の協働組織(自治会、土地改良区、NPO法人)が三位一体となって、幅広い活動をしています。NPO法人むらちゃネットでは、浜名湖ガーデンパーク内の「お食事処むらちゃ」の運営や、子ども向けの自然体験イベントなどを開催しています。団体名には、村櫛の「むら」に、親しみをこめた呼称である「ちゃん」を地域の独特の言い回しにした「ちゃ」を併せるという小学生のアイデアが採用されています。
「お食事処むらちゃ」では、地産地消をコンセプトに旬の素材の使用にこだわっています。広大な敷地の浜名湖ガーデンパーク内で唯一屋内飲食ができる施設として、来園者の一休みの場になっています。テイクアウトも可能なので、天気の良い日には広場で花々を眺めながら食事をすることもできます。


花と緑と水に癒されます
花と緑と水に癒されます

花にあふれた町づくり

NPO法人むらちゃネットの前身である、村櫛町ガーデンパーク推進協議会は、花博来場者を温かく迎えるため、住民総出で沿道の花飾りや遊休農地6ヘクタールの菜の花の種まきを行いました。
花博開催期間中は、会場内に町営の食堂「花博食堂」を出店し、来場者に浜名湖の魅力を味わってもらうとともに、地域に経済効果をもたらしました。
このような様々な協働活動を実施するうえで、任意のボランティア団体であった村櫛町ガーデンパーク推進協議会は、「花と緑と水と安心癒しを提供する事業を行い、 地域に住む人を始めガーデンパーク来園者に寄与する」ことを目的にNPO法人むらちゃネットとなりました。

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