中郡地区(浜松市東区)

連合奨励賞 平成27年度 連合奨励賞受賞

万斛村と呼ばれた肥沃な地域

万斛村と呼ばれた肥沃な地域

昔からの肥沃な土地

東名高速道路浜松ICの北側、浜松市東区の旧浜北市に接する農地と住宅が混在した地域で、農地の区画は狭く、宅地と宅地の間に農地があるといった環境です。
徳川家康が浜松城に入城した頃は万斛村(まんごくむら)と呼ばれ、穀物が多く取れる肥沃な土地に恵まれた村であったと記録されています。地域の耕作放棄地を解消し、蕎麦や菜の花を栽培することにより、「けっこい」(きれいな)中郡を目指しています。
なの花便りは中郡産の菜種だけを使用し、昔ながらの釜炒圧搾製法で精製したなたね油 。化学処理をしていないため、原料の持つ独特の色や香りが感じられ、その奥深い風味や味わいに圧倒されることでしょう。


ソバ栽培に力を入れています

ソバ栽培に力を入れています

「浜松産ソバ」を目指して

「けっこい中郡」が会長を務める美農里プロジェクトそば部会は、平成23年度から浜松市内各地で、「そば栽培による耕作放棄地や遊休農地の再生利用」に取組んでいます。
そば栽培を通じて、地域の環境保全や住民同士の交流に大きな効果が現れています。平成25年12月7日に開催された市内200アールの畑で収穫したそばを、地域住民に振舞うイベントには、出世大名家康くんやふじっぴーが迎えるなか60名が参加しました。
取組規模を拡大し、安定的なそばの生産が出来るようになれば、「浜松産ソバ」として売り込みたいとの意見や、そば栽培による耕作放棄地及び遊休農地の再生利用、地産地消に関心のある企業や団体との連携を望む声も上がっています。


歴史が残る甘露寺

歴史が残る甘露寺

中郡地区の名所

甘露寺は弘仁年間(810年~824年)に内乱によって亡くなった多くの武士や農民たちの霊を供養するために創建されたのが始まりとされ、観音堂や地蔵堂、弁財天などのほかに塔頭12坊を擁し、真言宗の寺として栄えました。
鈴木権右衛門邸は室町時代から万斛(まんごく=浜松市東区中郡町)に屋敷を構え、江戸時代には庄屋の中でも地位の高い独礼庄屋として栄えました。現在は、地域ボランティアによる邸内の見学会が開催されています。

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